住まいるコラム

2020-07-04
心地よい家 新快適空間

デッキと人工芝設け 家族だんらん快適に

開放的なデッキ

人工芝の庭

 「県内外に暮らす息子や孫の家族みんなが気軽に集まれる家にしたい」。80代のMさんは今年6月、広島県坂町に築八十数年の木造2階建てをリフォームした。

 設計の依頼を受けたのは建築家の山嵜(やまさき)雄二郎さん(広島市中区)。屋根や外壁以外は全て手を入れた。大きく変わったのは、棟の北側に約4・5畳のデッキを設けた点だ。デッキの南側はLDKに、東側は増設した浴室や洗面室に隣接。北側はなだらかなスロープが延び、庭に続く。庭は幼いひ孫の遊び場にも使えるようにと、人工芝を敷いた。入院中の90代の夫が帰宅した際にも、車椅子で玄関から庭に回れば、デッキを介して室内に入れる。

 1階LDKは隣にあった元の浴室をなくして、キッチンスペースを広げた。このほか1階には5部屋、2階には2部屋の和室がある。間取りは変えずに、壁や床を張り替え、各部屋との段差をなくすなどして住みやすくした。Mさんは「親族十数人が集まる盆休みが楽しみ」と目を細める。

居間で憩う

和室