住まいるコラム

2020-02-01
新 家づくりマイスター

庭の配置工夫し伸び伸び

LDKから二つの庭を眺める

中庭

北棟LDK

外観

 光、風、緑といった自然を身近に感じられる住まいづくりを基本にしています。重視するのは、プライバシーと開放感のバランスです。庭の配置や窓の位置と大きさなどを工夫することで、外部からの視線をカット。伸び伸び暮らせる空間を形にします。

 2018年9月、広島市佐伯区の住宅街に完成した木造2階建ては、四方が道路と建物に囲まれた立地。敷地南側と北側にそれぞれ細長い棟を並べ、廊下でつなぐH字形の間取りとし、廊下の東側に約4.5畳の前庭、北側に約10畳の中庭を置きました。南棟には寝室と和室を配置。道路側の外壁は窓を最小限に抑え、寝室からは中庭に植えた植栽だけが見えるよう窓の位置を工夫しました。

 北棟には約27畳のLDKをレイアウト。二つの庭に面した側をガラス張りにすることで、採光性を高めました。夏は庭の植栽が生い茂るため、直射日光が遮られ、冬には葉が落ちるので、暖かな日差しが部屋の奥まで届きます。

マイスター 写真

原田直実建築設計事務所 原田 直実さん
 はらだ・なおざね 1970年広島市生まれ。京都造形芸術大建築デザインコース卒業。広島市内の設計会社に勤務し、2017年に独立。西区に事務所を構える。戸建てだけでなく、商業建築なども手掛ける。
●問い合わせ TEL:082(277)2161