住まいるコラム

2019-10-05
新 家づくりマイスター

柔軟な発想で空間に個性を

1階居間

2階

1階四方はガラス張り

ルーバーで覆う

 既成概念にとらわれない柔軟な発想で、暮らし心地に優れた住空間づくりを心掛けています。重視しているのは施主や家族との対話です。マイホームへの希望や思いをヒントにアイデアを練ります。

 2016年、北九州市で携わった軽量鉄骨2階建てのリノベーションでは、施主は「友人がたくさん訪れ、コミュニケーションを楽しめるオープンな住まいにしたい」と希望しました。そこで、住宅棟の1階四方の外壁を全てガラス張りとし、明るい光に満ちた空間に。さらに、外部からの視線をカットするため、窓から2、3メートル先を格子状の塀(ルーバー)で囲み、開放感とプライバシーを両立させました。

 1階LDKは元から吹き抜けでしたが、床を基礎の近くまで下げ、軽量鉄骨の梁を出すことで、天井高は最大6メートルを確保。縦空間を生かし、ゆとりを演出しました。3部屋あった2階は2部屋に改装。木を生かして落ち着いた雰囲気に仕上げました。

マイスター 写真

スタジオモブ 齋藤 慶和さん
 さいとう・よしかず 大阪府八尾市生まれ。大阪工業大大学院修了。広島市の設計事務所勤務を経て2015年に独立。建築家の中尾彰宏さんと共同で「スタジオモブ」を運営。広島市中区と福岡市博多区にオフィスを構える。
●問い合わせ TEL:092(260)7575 ※福岡オフィス