住まいるコラム

2019-08-03
新 家づくりマイスター

四方に緑 開放感たっぷり

テラス

リビング

中庭

外観

 敷地の状況に合わせ、光や風、緑などの自然を身近に感じられる快適な住まいづくりを心掛けています。開放感をより高めるため、重視するのは屋内と屋外をつなぐ空間としての庭の役割です。

 通常の設計では、敷地のどこか1、2カ所に庭を設けます。しかし昨年9月、広島市安佐南区に完成した木造平屋建ては、敷地中央に住宅棟を配置。四方のほとんどを緑の庭で囲み、数多くの窓を設けました。

 さらに住宅棟の真ん中にも、約12畳のガラス張りの中庭を配置。部屋のどこにいても、窓からは庭に植えた木々の緑が眺められます。

 20畳の広さを備えたLDKの南窓には、奥行きが約2メートルもある深い軒とテラスを設置。LDKとテラスが一体化し、ゆとりがさらに広がります。軒には夏の直射日光を遮る効果もあります。テラスに出て椅子に座るなどしても、庭の木々が外部からの視線をカット。周囲の目を気にせず、伸び伸び暮らせる住まいになりました。

マイスター 写真

アルキプラス建築事務所 高志 俊明さん
 たかし・としあき 1973年徳島市生まれ。広島大工学部卒。広島市内の設計会社に勤務し、2002年に独立。中区に事務所を構える。戸建てだけでなく、店舗やオフィスビル、福祉施設などの設計も手掛ける。
●問い合わせ TEL:082(502)6556