住まいるコラム

2019-05-11
暮らし発見!!住まいるコラム

住まいや暮らしに関わる専門家がテーマに沿って月替わりで語るコーナーです。
5月はひろぎん広島個人ローンセンター(広島市中区)でセンター長を務める清水英男さん。
第1回のテーマは「金利動向と住宅ローン金利」です。

住宅ローン編 続く低金利 家族に合った返済プランを

 マイホームの購入を考える上で注目したいのが住宅ローン金利の動向です。借りた資金を返済する際、元金とは別に払う利息の額を決めるのが金利。金利の高低は、返済負担の軽重に影響を与えます。

 ここ数年の金利動向を振り返ると、2016年2月に日本銀行が景気刺激策として打ち出したマイナス金利政策の影響で住宅ローン金利は低下。全期間固定金利型の「フラット35(団体信用生命保険付き、返済21年以上35年以下、融資率9割以下)」の今年5月の金利は1.29%と低水準にあります。昨年後半から上昇傾向にあったものの、年末年始に市場金利が大きく下落したため、大幅に下がりました。

 住宅ローンを組む際には、住宅ローン金利タイプの選択も大切です。金利タイプは三つあり、それぞれに長所と短所があります。

 「全期間固定金利型」は借入時に全返済期間の適用金利が決まり、借入後に市場金利が上昇しても返済額は増加しません。「変動金利型」は市場金利の変動に伴い、返済中でも半年ごとに金利が変動します。借入時の金利は一般的に全期間固定金利型より低いものの、金利が上がると返済額が増えます。「固定金利期間選択型」は、返済期間中の一定期間は金利が固定されます。一定期間の返済額を確定できますが、固定期間終了後に金利が上がると、返済額が増えます。

 どの金利タイプを選ぶかは家族の状況やライフスタイルによって異なります。子どもの教育費や老後の資金などを見据え、トータルな視点で判断するようお薦めします。今後の金利動向にも注意が必要です。借入額3千万円(借入期間35年)の場合、金利が1%上がると月々の返済額は約1万5千円、総返済額は約630万円高くなります。金利の動きもにらみながら、家族に合った返済プランを立てましょう。

グラフ

(注)フラット35(買取型)の取扱金融機関が提供する最も多い金利(最頻金利)の推移を表示。 2017年9月までは団体信用生命保険にかかる特約料が別払いだったため、最頻金利に特約料相当の0.358%を加算した参考金利を表示。

住宅ローンの金利タイプ 表
担当者写真

清水 英男さん

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問い合わせ/広島個人ローンセンター フリーダイヤル:(0120)293801
営業時間/9:00〜16:30(水・土曜、祝日およびおおみそか、1月1、2、3日を除く)